白い触覚
わたしたちは白い触覚と
眠りのなかで目覚めている
まどろみのなかで ふれるともなく
離れることもなく 横たわり
さらに ふれあえば、たちまち
泡のように はじけてしまうだろう
白い触覚
わたしたちは白い触覚と
眠りのなかで目覚めている
まどろみのなかで ふれるともなく
離れることもなく 横たわり
さらに ふれあえば、たちまち
泡のように はじけてしまうだろう