まず、箱を製造し、箱にアクセスする
螺旋、あるいは渦巻いているものがある
完全な世界にある特定の混沌 
それは、卑しい食欲をそそる箱だ
夏に箱を開ければ、
朗々としたセミのコーラスが聴こえる
礼儀正しく静穏として

文明は予言を駆使する脳の三位一体
会話と夢と魂の三部作
剣、勾玉ビーズ、鏡の三種類の神聖な宝
生まれてこの方、廃物の記事で育てられた私
町中のランチボックスで食べたもの
私が食べたもの、世界にあげるべきもの
毎日あるがままにある支離滅裂

不足して、あるがままの睡眠そのもの
私のお気に入り、私の最初の記憶
風は出口を作らない限り、吹かない
人間が家であるならば、 
対極で窓を開ける家族がなければならない
それは、誰だろう? 
時計の針が回転する、内部の中に内部がある

インテリアは郷愁に満ちている
今しばらくの間、カーテンが必要だ
忘れたように、それらがある間は、
山高帽子がアタマの上に、乗っかっている
テーブルの下から眺めていた天蓋
それは、幼年時代までのこと
促され私は、ようやく一歩を踏み出す
                             
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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